6月より中野区民健診が始まりました。今年度も例年通りの内容です。江古田歯科クリニックでは、毎年恒例で、区民健診では歯のクリーニングも行っており、好評をいただいております。
「江古田歯科はどんな歯医者だろう?」と思われている方は、お試しがてらでもご利用ください。また江古田歯科クリニックを受診されている方も、健診の一環として、ぜひご利用ください。
費用は200円。35歳~70歳の方までご利用できます。
申し込み等詳しくは下記中野区ホームページをご覧ください。
昨日自分の健康診断で胃のバリウム検査を行いました。相変わらずバリウムはしんどいですね。検査の効果も賛否言われておりますが、無事に検査は終わりました。
ところで、皆さんは歯科治療でバリウムを使うのはご存知でしょうか?
正確には、バリウムが入った材料を使用するのです。それは、歯の神経を取ったあとに、根のなかに詰める薬に入っています。バリウムはご存知のとおり「造影剤」。根の中に入れた薬がきちんと入っているか確認するために、根の治療終了後にレントゲンを撮ります。その時に確認できるように造影剤であるバリウムが入っています。
バリウムといっても液体で入っているわけでなく、ゴム製の材料に練りこんであるので、体の中に溶け出すことはありえませんのでご安心を!
「詰め物が取れた」、「差し歯が取れた」などの理由で、急患でいらっしゃる患者さんは多いと思います。ここで覚えておいていただきたいことは、取れた詰め物を持ってくるということです。当たり前じゃないかと思われる方もいらっしゃると思いますが、「え?必要だったの?」と持参されない方も結構いらっしゃいます。
もう一度そのままつけ直すこともありますし、つけ直しが難しくても、取れたものを見ることにより、なぜ取れてしまったのかがわかることがあります。そうすれば、次に詰めるものは取れにくいようにすることを考えることができます。
また、取れた金属は、重要な資源です。リサイクルして福祉に役立たせる活動にも参加しております。
取れたものは、必ずお持ちください。
5月17日(土)総合東京病院の市民公開講座に行ってきました。「市民」というのもちょっとおかしいかなと思いますが・・・。
ちょうど2時からだったので、昼休みを利用して、参加しました。
今回は、歯科口腔外科の小村先生による、「口腔がん」のお話でした。小村先生は、東京医科歯科大学歯科口腔外科の教授をされており、口腔がんのエキスパートです。残念ながら時間の関係で、途中で退席させていただきました。(小村先生(´Д`;)ヾ ドウモスミマセン)
お話では、がんの中で、自分で調べることができるがんは、乳がんと口腔がんであること。自分で口の中を観察して、異常を見つけることで早期発見ができるのです。
口の中の異常として、白色、赤色、黒色のできものを挙げられました。順番で黒色なほど悪性度は強い、つまりはがんの可能性が高いとのことです。
白色のものがあるからといって、すぐにがんであるわけでもありません。まずはかかりつけ歯科に相談していただき、口内炎の処置等をして、それでも治りが悪ければ専門医に紹介してもらうといいでしょう。
当クリニックと総合東京病院はすぐ近くです。がんの疑いがあるときは、すぐに小村先生に診ていただけれるように連携をお願いしておりますので、口の中に不安がある方はご相談ください。