「歯科外来診療感染対策1加算施設」とは、厚労省の定める感染症対策を行っている基準を満たしている施設です。
施設基準には、
・口腔外バキューム
・研修会の参加
・AEDの設置など
様々な基準があります。
これは口腔外バキューム。切削時の粉塵や飛沫を吸引するものです。
歯を削るドリル(タービン、エンジンといいます)は、水洗、洗浄を繰り返したあと、高温殺菌処理をしています。
使用後は、水を出しながら空ぶかしを行い、中に逆流した水を出します。
次に水の中で空ぶかしを行って、タービン内部を洗浄します。
もう一度水を出して内部に溜まった汚れを出します。
表面を水流下で洗います。
最後に「オイルライザー」で高温加熱殺菌処理します。
当院では感染予防対策として空気清浄機「エアロシステム35M-D」を導入しています。
この装置は通常の床置型空気清浄機能の5~7倍の空気清浄能力を持つ本格的な医療施設用業務型空気清浄機です。清浄機能が高いため二カ月に一度専門の業者さんがフィルター交換等のメンテナンスを行います。
これにより院内の空気は常に清潔であり、空気中の細菌、ウイルス、治療中に出るほこりを強力に除去します(0.01ミクロンの汚染物質もキャッチ)。花粉症の方にも良い環境となり得ます