13日(土)日本老年歯科医学会に参加してきました。午前中は、総入れ歯で有名な早川前東京医科大学教授によるセミナーを受講しました。午後は口腔ケアのパイオニア米山先生の講演を聞きました。米山先生曰く、これからはインプラントを入れた高齢者が増えてくる。このメンテナンスを誰がやるのか、インプラントを外すようになることもあるのではないのか、ということがこれからの時代にやってくる課題だとおしゃっていました。
今回は非常に有意義な学会に参加することができました。
昨日自分の健康診断で胃のバリウム検査を行いました。相変わらずバリウムはしんどいですね。検査の効果も賛否言われておりますが、無事に検査は終わりました。
ところで、皆さんは歯科治療でバリウムを使うのはご存知でしょうか?
正確には、バリウムが入った材料を使用するのです。それは、歯の神経を取ったあとに、根のなかに詰める薬に入っています。バリウムはご存知のとおり「造影剤」。根の中に入れた薬がきちんと入っているか確認するために、根の治療終了後にレントゲンを撮ります。その時に確認できるように造影剤であるバリウムが入っています。
バリウムといっても液体で入っているわけでなく、ゴム製の材料に練りこんであるので、体の中に溶け出すことはありえませんのでご安心を!